梅潭行ではボロン研究所の開発した電荷移動錯体をマスターバッチ化して樹脂に分散させる技術を開発して来ました。5年前に制作したPP樹脂のプレートは未だに帯電防止性が全く落ちていません。
電荷異動錯体の添加方法は直添加も樹脂コーテイングなど色々とテストしましたが、最終的に電荷移動錯体を微細に混錬する技術(装置)を見出しましてDODENIZERの開発に到達しました。
現在はオレフィンのマスターバッチに特化して、マスターバッチ添加率を3−5%程度で効果を出す事が可能となり同時に表面に電解動錯体が滲み出す事なくベタ付きなどが発生しないマスターバッチの開発に成功しています。