プラスティックの表面は絶縁性であるため、発生した静電気が逃げずに蓄積しやすいです。静電気の蓄積によって、ホコリの付着や使用時の感電(放電)を引き起こすこともあり、これらは機器の誤作動・故障などの原因になります。
これらの現象を防止するのが帯電防止剤樹脂マスターバッチです。こちらでは、帯電防止剤樹脂マスターバッチの主な成分を見てみましょう。また、合同会社梅潭行で扱う樹脂マスターバッチ「DODENIZER」についてご紹介します。
帯電防止剤のマスターバッチとは、樹脂に導電剤を練り込み、ペレット状にした樹脂用帯電防止発現剤です。製品へのホコリの付着防止や使用時の感電防止、機器の誤作動・故障といった静電気事故の防止を目的に使用されます。
主な用途は、電化製品・OA機器製品・自動車関連部品・工業製品・粉体包装・家庭用雑貨など大変に幅広いものです。通常、帯電する樹脂素材であっても、帯電防止剤マスターバッチを対象となる樹脂に練り込むことで、帯電防止機能を持たせることができます。
生活用品や電化製品、OA機器製品などの、帯電防止剤樹脂マスターバッチに使用される一般的な成分は以下の通りです。
合同会社梅潭行では、プラスティックに練り込むタイプの帯電防止剤樹脂マスターバッチ「DODENIZER(ドデナイザー)」を扱っております。
「DODENIZER」は、電子移動を可能とする電荷移動錯体を高濃度かつ微小にし、樹脂中に分散した樹脂マスターバッチです。対象成型用樹脂中に少量の「DODENIZER」を添加することで、対象樹脂に帯電防止機能を長く持たせることができます。
界面活性剤といった既存の汎用化された技術では、1~2年で帯電防止効果は低下もしくは消滅します。「DODENIZER」は界面活性剤同様、簡単な導入ですが、効果は半永久的に続きます。
また、既存技術の導電性ポリマーでは15%前後の練り込みが必要ですし、その上成型時に導電層が連続できるような成型条件を必要とします。しかし、「DODENIZER」は0.5%程度の練り込みで構いません。少量の練り込みで十分な帯電防止効果があります。少量添加のため、成型樹脂の基本的な特性を損ねません。
また、「DODENIZER」は一般的な樹脂成型法のほとんどに対応可能で取り扱いが容易なうえ、永久的に効果のある帯電防止剤の中では比較的低価格で導入できます。その他、発がん性物質といった衛生上に問題のある成分は使用しておりません。帯電防止剤の成分である電荷移動錯体は、窒素とホウ素、炭酸基などで構成されております。
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帯電防止剤樹脂マスターバッチをお探しの方は、合同会社梅潭行をご利用ください。プラスティックに練り込むタイプの帯電防止剤樹脂マスターバッチ、「DODENIZER(ドデナイザー)」を販売しております。
長年にわたって樹脂の開発・販売をしてきた経験を生かし、既存技術の欠点を解消した高品質・高性能な帯電防止剤樹脂マスターバッチです。
お客様が必要とする材料の手配はもちろん、お客様が必要とされている技術をご提供することを事業の目標としております。帯電防止剤樹脂マスターバッチを購入したい方は、ぜひ合同会社梅潭行でお求めください。
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